遙かなるロシア 野良たちの天国
ロストフ ナ ダヌーの郊外の住宅街には野良犬の群れが数組うろつき、野良猫たちはゴミ捨て場にたむろしていました。
多分アニマル コントロラーなぞという職業は無いのでしょうね。
住人も気にしている様子はないし、食べ物なぞも与えているので生きていられるのではないですか。
痩せこけている風もないし、元気にしていました。
ゴミ捨て場を縄張りとしている猫なぞは、風格も立派で眼光鋭く、太々しく、石川五右衛門風です。
我が家の階下に住む猫好きのアメリカ人の飼い猫が、気の毒にもここに迷い込み追いかけられて付近の大木によじ登り、救援隊が駆けつけたのですけれど、よほど怖かったのでしょう、天にも届くほどの高さにまで逃げ延びていたので梯子も棍棒も届かず大騒ぎをしていました。
そのようなわけで、彼らの落し物がここかしこありがたくないものです。
腕白息子と歩くときはいつも「草の生えているところに入り込むな。」と叫んでいました。
歩道にもあるけれど、見えるでしょう。
朝日に輝く新雪も、ジワジワと色ずき無残な光景となっていくのでした。
のら猫は韓国でもよく見ますが、
返信削除のら犬は殆ど見かけません。
ただ、不思議なことに韓国では犬の放し飼いが
多いという点なのです。
だから落し物は見かけませんよ(笑)
猫は砂や土を掘って用を足しますから見えないですものね。
写真のとら猫ちゃんのバランスが絶妙です。
長い棒には足をかがめて、短い棒には足をピンと立てて。
背骨がまっすぐになっていて、美しいです。(^^)