2015年1月22日木曜日

遥かなるロシア 帽子 ”Шапка-ушанка:シャープカ=ウシャーンカ”




婿さんがフランスから、帽子をお土産に持ってきてくれました。
フランスの帽子は、ベレーボーがお馴染みですね。

息子が頂いた帽子は、懐かしいロシア風の帽子で、折りたたみ式の耳当が付いています。”シャープカ!シャープカ!” と子供達が懐かしそうに歓声を上げました。フランスはそれほど寒くはないので、フランスのオリジナルではないですね。

ロシアでは、耳当のある帽子はシャープカとは言わず、ウシャーンカと正式にはいうらしですよ。
兵隊さんたちが冬になると被っています。

シャープカで思い出したのは、日本で昔お爺さんやお婆さんは帽子のことを ”シャッポ” と言っていましたよ。”シャッポをぬく” とかね。

物の本によると、明治大正時代に西洋かぶれして帽子がはやり、西洋から入ってきた帽子を ”シャッポ” と呼んだそうです。山高帽とか鳥打帽子とかシルクハットとかでしょうね。

シャッポの語源はフランス語で、ロシア語のシャープカもヨーロッパかぶれのロシア人が、フランスかぶれの呼び方をしたもののようですね。

確かに、耳当のついたのをシャープカと言わず、ウシャーンカと呼ぶのはヨーロッパ風ではないからですよ。

「ということで、息子の帽子はシャープカとは言わず ”ウシャーンカ” ちゅうのよ。」

「そんなロシア語聞いたこと無いよ。帽子は何でも ”シャープカ” ちゅうのよ。」

「ところで、フランスでは ”シャッポ” っていっているのね。」

「”ハット” と、一般には言っているよ。」 フランスも変わってきたって。

ロシアが今だ、伝統を尊守しているみたいですね。

話はお土産の帽子に戻りますけれど、息子が被ってみるとモンゴリア風でしたので、このウシャーンカの発祥地はどこかしらと調べてみると、氷点下数十度になる寒冷地で着用される帽子ということで、モンゴルとかシベリヤ辺りの原住民が使い始めたと思われます。

ロシアの帽子類の多くはとても上等な毛皮で出来ていてゴージャスで、どの様な顔かたちの女性であろうとロシア美人に見えたものでした。

男性のは ”実用一点張り”、風な気もしましたけれど。
昔昔の英画 ”ドクトル ジバゴ” 氏以外は。

Image result for ロシアの帽子 名前ロストフ ナ ダヌー で一緒に住んでいたモンゴルの13歳の男の子が、実に立派な毛皮の帽子を持っていました。見事な尻尾も付いていました。

狸さんのお尻をスッポリ被っているみたいに、クールでした。


Son-in-law's present this time from France who  brought us the  hats.
French hat is familiar of Beret for us.
Hat son has received is a nostalgic Russian style hat, "Shapuka"  in Russia it is called.
When the son tried, it looks like Mongolian, I wondered where the origin of this Shapuka, " that the hat to be  in cold climates to be below freezing ,"  I can see natives of Mongolia, Siberia around.
Many  kind of Russian hats are  made by very  gorgeous fur because of this  makes any lade  looks pretty.
The men's hut looks  "practical" that I thought. except ” Dr.Zhivago”
When we were in Rostov Na Don, lived together with Mongolian yang boy who   had a really nice fur hat. Stunning tail was also attached.

2015年1月21日水曜日

遥かなるロシア エンデの遺言 ”パンを買うお金と、、、、



本日のガス価格は$2.09ですよ。

思わず「ロシアは大丈夫かな」と言ってしまいました。

「冬に備えて、確りピクルス蓄えているからな。彼らは強いよ。」
親父さんが言っています。

懐かしいロシアの人たち。長い長い歴史を極寒の地で、地を這うように生きてきた多くの人たちは、ほんのささやかな暖かい平和な生活が欲しいのです。

多少安堵の時が来たかと思えば、小さな平安も、政治、経済分野のお偉い人たちに支配されてしまいます。

庶民がパンを買うお金が、自分の知らない所で左右され、朝起きてみれば自分の生活が大変になっているなんて実に不条理ですよね。

私達の貸家の、ロシアの家族のロシアからの送金が著しく目減りし、可愛い3人のロシア美人の幼い娘達にも、クリスマスが来てもお正月が来ても、親は何かと我慢を強いらなければならないし、習い事の月謝も払えない。我が家にも家賃が払えない。

私の日本から来る、僅かばかりの年金も目減りするし、、、、

ここで ”エンゲの遺言” 「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と,株式取引所で扱われる資本としてのお金は,まったく異なった種類のお金である」。

僅かな人達によって形付けられたお金社会は、早い未来再編成されていかなければなりませんね。普通の人たちに住みよいその日が、平和裏にやってこなければなりません。



Today's gas price is $ 2.09.
 "I wonder if Russia is okay!"
"They stored enough  pickles for winter. They are strong."
My husband said so.
Dear my Russian people. A long long history in the frigid land, many people who have lived to crawl the earth, they want only modest warm peaceful life.
Even they had  a small peace, very often  dominated by politics and economic whoever had position .
Russian family living in our rent house, lives cute 3 young daughters, having hard time for their present for Christmas and  New Year , because parents  not payed enough for papa's work from Russia.
Same as my social security from Japan. 
Here words in the 「Testament of Ende " money , to buy bread in the bakery, the money as capital to be handled by the stock market, is a  different kind of money."」
 That day, it must come  peacefully This is our wish.












































2015年1月15日木曜日

遥かなるロシア タバコのにおい




一人住まいの友人が引っ越すと言うので、親父さんと手伝いに行きました。
ウクライナ人とロシア人の友人達も、手伝いに来ておりました。 
このロシア人は、最近シアトルに来た亡命者です。 
この亡命ロシア人、金も持たず、ヴィザも無く、英語もしゃべれず、4人の幼子を抱えて大胆なことをするこの男は何者かと、私は多少腹立たしく思っていましたが、この日一緒に働いてみると、この人は ”お花畑全開”氏、だと分りました。 
彼が余りにお花畑なので、先住ロシア人やウクライナ人やベラルーシ人が彼ら家庭を一生懸命助けてあげていて、「亡命者ヴィザを申請するには余りにも理由が弱い」とベラルーシ人がいっていました。 
それはともかく、友達の引越しです。 
友達の新居の駐車場に車を止めたら、表面の壁に禁煙のマークがあり、ロシア語で何か書かれています。 
「ワオッ!」親父さんと顔を見合わせました。 
「此処でタバコをすってはいけない。と書いてある」亡命ロシア人が、たどたどしい英語で教えてくれました。 
これは不吉。 
アパートに入ると、ホールはタバコのにおい。 
エレベーターもタバコのにおい。 
彼女の部屋に至る、長い廊下もタバコのにおい。 
彼女の部屋も、タバコのにおい。 
昔住んだニューヨークの、韓国人が多く住むアパートは、全館キムチの匂いがしました。 
友達の幸運を祈ります。 
My friend living along who is moving to single person's apartment. My husband and I went to help.
Ukrainian and Russian friends also, had been coming to help.
The Russian is the exile who came to Seattle recently with only tourist  visa no English  also no money with yang four children. "what kind of people they are," I was not happy about them because  not organized way to come another country. I found out this day  to work together with him , this person is "flower garden fully open" .
Native Russian, Ukrainian and Velarus lady who are raised to help them , Velarus lady is saying as "weak  reason to apply for asylum visa"
Anyway, story is the friend of moving.
When we parked the car to new apartment parking, in front of our car there is a mark on the wall of non smoking , it is written something in Russian.
"Wao!"  .
"This is says here do not smoke." exile Russian said.
This is something.
Upon entering the apartment, hall smell of tobacco.
Elevator smell of tobacco.
Long hall way leading to her room, tobacco smell.
Her room also, the smell of tobacco.
Once upon a time, Korean lives apartment in New York, was the smell of the entire kimchi.
I wish good luck friend.

2015年1月7日水曜日

遥かなるロシア ロシア人とウォッカ




最近のお話。

ロシア男性の25%が、ウォッカが原因で55歳までに亡くなっていることが、オックスフォード大学の研究によって明らかになったそうです。

ウォッカと言えばロシア。ロシアと言えばウォッカ。

ロシアの文化のあらゆる部門にその名を轟かせ、私たちロシア文学愛好家は巨匠の作品のあらゆる場面でこの名に出っくわし、記憶したものでした。

その様なわけでこの銘酒(?)がロシアの人々に与える問題は、大方の人が知っていたことだけれど、大学で科学的に証明されたとなれば説得力はあるかもしれませんね。

だからと言って「ああそうですか」と、ロシアのお酒愛好家のおじさんたちが、自粛するとは誰もが期待はして居りませんでしょう。

間じかの歴史を辿れば、ゴルバチョフ氏の禁酒令が発令されたあと、数年のうちに犯罪、自殺、事故死が減少し、平均寿命も徐々に延びつつあったそうですけれど、アルコール中毒のエリツィン氏が位置を得たら、お酒大好きの大衆を率いて猛烈に禁酒令に反対、禁止令は解除され、そして再び犯罪、事故死、自殺も増加、命も短くなってしまいましたそうな。

国民を率いる高い位置の人が、率先して禁酒令に反対するなんてビックリしますけれどね。それにしても、ロシアの強い婦人達が黙っていたのでしょうか?

酒飲みの害は奥さんと子供、家庭が最も被害を蒙り、ロシア社会の高い離婚率となっているのでしょう。

我が日本も、どこかの国も、この国も、大きな事はいえないかもしれないけれど、

世界平和は、平和な家庭からはじまりますよね。

According to research by the Oxford University.
25 percent of Russian men who is gone until the age of 55 due to vodka,
Russian Speaking of vodka. Vodka Speaking of Russia.
Resound name of vodka to all sectors of Russian culture whoever loves Russian literature we remember this name.
Problem to be given to Russian people we knew mostly but now it is said by scientifically prove at university might be convincing
Also we know. it do not work immediately of Russian vodka lovers .
Recently history, Gorbachev of Prohibition has been issued, crime within a few years, suicide, accidental death is reduced, the average life was extending gradually, After that Yeltsin had position Prohibition was released, and again crime, accidental death, suicide also increase, life also has gotten short.
It was big surprise whoever had high position against Prohibition in this country.I wonder why strong Russian ladies were quiet for.
Drinkers harm to his wife and children destroy family, will has become a high divorce of Russian society.
Also Japan, some another country may have same problems.
Good society, first family must be peace.