2011年10月5日水曜日

遥かなるロシア  ロシアの温泉 2

戦場帰りのコサックさんはクラスノダールで ”ダズヴィダーニャ” さようならと別れを告げて、汽車を降りていきました。


”夜霧の彼方に別れを告げ” とロシア民謡の世界のようでした。


キスロボォツクでチェルケスクに帰省する若者や、ロシア人たちに別れを告げ、温泉町に降り立ちました。


大自然の恩恵に満ち溢れたところ、そのような大気の感じられる第一歩でした。


先ずは、小奇麗なサナトリュウムに荷を置きました。


町に出てみると、町の真ん中にオープン広場があり、そこには水道の蛇口が幾つもあり、ひねれば天然水が迸り出てきました。
自然の恩恵。


すっかり気をよくして、5月の始めまだ雪の残る小高い山歩きを始めました。
この辺りを、散策している人に出会うことはありませんでした。


宿に戻ると係りの人が、サナトリュウムを案内してくれました。


ここで働く、医師や看護婦、お掃除をする人やコックさんたちの大らかで明るいこと、この創造主による自然の恩恵は当然のことながら人々の心にも平和をもたらすのですね。


それにしても、タクシーの運転手以外は女性でしたよ。

2 件のコメント:

  1. 水道水のように温泉水を飲むのでしょうね。
    どのような病気に効果があるのでしょう。
    ゆったりした自然の中のサナトリュウム、働く人たちも
    心にゆとりがあって、患者さんたちにも良いケアが
    できそう…

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  2. サナトリュウムでは夫々の病状に応じて、とてもよくオーガナイズされていました。

    それにしてもチェチェン戦争の影響で、訪れる人の数が少なくなったと聞いています。

    地には平和を

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