2012年12月12日水曜日

遥かなるロシア お風呂屋さん


私たちが住み着いたモスクワの団塊の窓から、束ねた枝を片手に歩いている毛皮のコート姿の婦人や革ジャンの旦那を見かけました。

”ドンドン焼き” に行くのかしら? なんて思っていましたら、それはお風呂屋さんに行く人たちだと分かりました。

お風呂屋さんに行くだけでも、ロシアの貴婦人たちは毛皮の帽子とコートで行きますよ。

ロストフ ナ ダヌーに引っ越したある日、同居人の若い娘達から風呂屋に行こうと誘われて、この枝の束をあてがわれました。

何の為にどう使うのか分からないながら、私と娘は連れられていきました。

ここはごく庶民的な風呂屋さんで、日本の田舎町の市庁舎みたいに味気ない、大きな建物でした。

中に入ると、やはり ”ガラーン” とだだっ広く、三々五々裸の女性たちが夫々の場所でうろついていました。
夫々の場所とは、だだっ広い体育館の様な天井から湯が落ちてきてる場所とか、すなわちシャワーです。

それからスチームバス、何の飾りも無いスチームの部屋でゆっくりしている人たち、十分くつろぐとまた冷たい水とか、温かいシャーワーを浴びて、と繰り返していました。

それで、束ねた枝を何に使うかと言えば、これは白樺の枝だそうです。

これで熱した体を ”ばしばし” たたくのです。
血行を良くする為の先祖伝来の英知なのでしょうね。

娘たちが ”ばしばし” とたたいてくれました。

誰にとっても浮世の煩わしさをすっかりと忘れた、ストレス解消の場と時間のように見えました。

 Through the window from our living room in Moscow I saw  ladies and gentlemen were walking street to a big building in one hand a bundle branches.
I wonder if you go to "grilled rat-a-tat"?
Later I found out they were going to public bath.
One day
We have been invited to go public bath in Rosutofu na danu,  from yang girls who were living together,they gave us a bunch of this branch. I do not know what to use for what,
 the building was looking like a big village
Town Hall in Japan, that was  the public bath. big simple humble outside and inside ,water is falling from the ceiling  it is the shower. also steam room.
 
So,  what you say to use the bundle branches, which is a branch of a birch. the body was hit by this.
I guess that ancestral wisdom in order to improve blood circulation.
Anyway all we enjoyed this public bath with ladies. 

2 件のコメント:

  1. サウナのようなところでしょうか。
    北欧ではサウナで何やら葉っぱの束で体をバシバシ叩いて
    いる映像を見ましたが、白樺の葉だったのですね。
    血行が良くなりますよね。
    相当な力で叩くそうですが、痛くてもあとが気持ち良いと
    いうことでした。寒い国に生まれた知恵ですね。

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  2. とてもホーミーなサウナです。

    片田舎の一般家屋のサウナは時として、
    温度が上がり、湿度が保てず、というのは田舎の一般家庭では
    水が大事でセーブしすぎるので、サウナで伸びちゃう人もいるそうです。

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