2012年5月19日土曜日

遥かなるロシア  Le concert

もうひとつ映画のお話です。

この映画は、日本でもヨーロッパでもヒットした映画だそうですね。

フランス製作なので、洒落ています。

フランス人ロシア人ロマ人ユダヤ人がひとつの目的に向かって、協力しているのもよいし、クライマックスはチャイコフスキーのすばらしいヴァイオリン ソナタを堪能できるし、何度でも見たいと思う映画です。

アメリカでは相変わらず知られずにいますので、家人はもとより友人知人に紹介し、そのつど私も見ています。

さすがこの映画に関して気難しい、家人たちも喜んでくれました。

速さを好む若者たちにも満足できるテンポで、彼らは ”スロー” とか ”ボーリング”
と言っている暇がありませんでした。

娘はフランスのフィアンセにも教えてあげて、フランス語もロシア語もできる彼らには格好の映画でした。

 戦争を知らない子供たちが、かって共産社会というのはああしたことがしばしばあったと理解するにはとてもよい題材でしたし、ボリショイ交響楽団の事件はさほど昔でもない話です。

それにしてもロシアのユダヤ人たち、ロシア革命を指導したトロッキーはユダヤ人だし革命にはたくさんのユダヤ人が参加していたし、それに対抗して出てきたグルジア人のスターリンの妻も、取り巻きの多くももユダヤ人でした。

ロシア国内で、外国人たちが仕上げた革命と戦争と迫害の歴史だと、ロシア人は言うかもしれません。

 今、歴史を通して私たちは民族と国々の性格を知ってきました。

いつも権力闘争、思想闘争、民族闘争とは関係のない、普通の人たちが巻き添えになり、徴兵の義務を負わされこの上なく不合理でした。

これからは仲良くすることに、心を使いたいですね。


Another  story of the movie.
This movie, I hear the hit film in Europe in Japan.
France produced,  French style.
This is a good movie、 Romany Russian and Jews all they worked together for one purpose. , the climax of Tchaikovsky's great violin sonata  we can enjoy.
 In America has not been known  as usual for this kind of European movie then I am  introducing to people . 
It was also satisfactory in young people prefer the speed, They don't say "boring" or "slow"
My daughter also introduced this movie to French fiancee, they can understand  Russian and French. This is good for them to enjoy..
Yang people who does not know the cold war that the communist society to know what happen at that time. the case of the Bolshoi Symphony Orchestra was a story not long time ago..
By the way about the Russian Revolution, Davidovich Trotsky was leading the Russian Revolution who was the Jews also wife of Stalin's. Starlin was Georgian who was said his back ground was Jew and many his followers were Jews,
 the history of revolution and war and persecution were foreigners trouble in Russia, the Russians may say.
 Now, we know  the character of the nation and countries throughout history.
Power struggle and ideological struggle were always involving  to ordinary people  a duty of  military service.
We don't like this happen again.
  





3 件のコメント:

  1. この映画はサイトで紹介はなく、
    この内容ではないかと思われる「はるかなる祖国」という
    題の映画がありました。ソ連とフランスが舞台でしたが?

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  2. 日本では”コンサート”とタイトルが訳されています。
    YouTubeでダイジェスト版を見ることもできます。

    「遥かなる祖国は」 カトリーヌ ド ヌーブが出演している、重厚なヨーロッパ文学風のドラマですね。
    この映画や「ドクトル ジバゴ」 「ホワイト ナイツ」 こうしたのは見るのは準備が必要ですし、私はあまりに気が滅入りすぎるのでもう見たくはありませんけれど、”コンサート”はもっと軽いタッチで気軽に鑑賞できますし、その中に共産政権時代をも盛り込んである見ごたえのある映画です。

    このような現実は過去のものではなく、いまもなお独裁国家が存在しているという意味で、若い人たちに見せたい映画です。

    「ホワイト ナイト」 はロシアでロシアの若者たちと見たのは印象的でした。この映画もミハエル バリシニコフのモダンバレーとグレゴリー ハインズのタップダンスがみものです。

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  3. 日本では映画のタイトルは「オーケストラ」ということでした。
    チャイコフスキーのヴァイオリンソナタが楽しめるのですね。
    ぜひ、探して観てみたいと思います。
    ありがとうございました。

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