2012年1月22日日曜日

遥かなるロシア カリニングラードの動物園

これは幸せな象さんです。
新しい町に来たので、子供たちは早速動物園の有りかを確かめて、動物園に行くことになりました。


開園少し前に辿りつくと、動物園の前にはすごい群集が屯していました。


私はウンザリしてしまいましたけれど、子供たちは少しも気にしていませんでした。




とにかく長ーい事待って、中に入りました。
園内はとても広くて、この界隈、すなわちバルト海界隈では何番目かに大きい、大きいと言うのは敷地が広いとか、動物の数が多いとかで自慢の動物園、と言われているようです。




大きいからといって、動物に快適であると言うわけでなく、短い鎖に繋がれたままの像は、一ヶ所で足踏みだけをしていてとても悲しそうな目をしていました。
子供たちはとても同情していました。


白熊は汚い水の中を泳いでいて、白い毛皮も灰色のように見えました。


このような綺麗な水ではありませんでした。
しばらく見ているうちに、息子がすっかり滅入ってしまって 「これ以上可哀想な動物を見たくない」と言い出して、 娘も同感して、私たちはションボリして帰途に付きました。


アメリカの動物園は、動物が棲息していたその環境を、最大限再現した中に動物たちが住んでいるので、観覧者は動物を見つけるのが大変なのです。
どこかで寝ているらしく、現れない日もあります。


「楽しかった?なにせ大きいからね。」 帰ってきたら地元の人に感想を求められて、「ウッウン」と子供たちは答えていました。

2 件のコメント:

  1. よく分かります。
    環境的に良くても私は動物園は好きではありません。
    でも、自然に近い環境を提供されて、のびのびと暮らして
    いる動物園の動物たちの姿を見るとほっとします。
    鎖に繋がれて生涯を送る動物たちを見るに忍びないですね。

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  2. ケニヤのサファリ ツアーみたいのはいいですね。
    人間が車と言う檻の中に入って、
    余り人間が行き過ぎると又問題が起こりますけれど、

    娘がベイビーの頃ケニヤの自然公園で、
    キリンにぺろりと頬を舐められたりしていました。
    キリンはとても優しい、穏やかな顔をしていました。

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