先ず歴史博物館、
バルト海沿岸この辺りは、水の便に恵まれたところですから、
BCを遡る昔々から人類が往来していたようで、石器土器、諸々のものが発掘されるらしく、
何世紀も何世紀も地下で埋もれていたような、埃にまみれた物たちが陳列されていました。
この博物館はかっては地下壕であったそうで、地下深く入っていきました。
考古学者にとっては耳寄りなものでしょうけれど、 子供たちは勿論つまらーない。
私もなにやら気持ちが良くなく、なってきました。
外に出ると、古びた墓場から戻ってきたような、気分の悪さに襲われてしまいました。
その次は、ブレゴリャ河に停泊している船が博物館になっているので、息子と見学に行きました。
案内嬢の後ろにくっついて、10人くらいの見物人が船の中の部屋を次々と見学しました。
案内嬢は沢山しゃべり、熱心に説明しまくっていました。
外に出てから息子に、何の話だったの? と聞くと
「案内人がこの部屋で、ベラベラベラ、あの部屋で、ベラベラベラ。ベラベラベラ。それだけさ」 と教えてくれました。
結局この由緒ある船が、何であったのか未だに分かりません。