なるほどね、詩人たちはロシアに限らず秋をこよなく愛しますね。
秋の日のヰ゛オロンのためいきの
身にしみてひたぶるにうら悲し。
鐘のおとに胸ふたぎ色かへて涙ぐむ
過ぎし日のおもひでや。
げにわれはうらぶれて
ここかしこさだめなくとび散らふ
落葉かな。
ヴェルレーヌ Paul Verlaine秋の詩、Chanson d'automne
秋になればふと口ずさむフランスの詩人ヴェルレーヌ。
さてこれがプーシキンの秋の詩。
わびしい季節よ! 魅惑の時よ!
お前の別離の装いがわたしは嬉しい。
── 自然の豪華な凋落の秋、 あかねさし、黄金(こがね)なす林、
木陰をわたるさわやかな風の息吹き、 波うつ霧を流す空、
雲間もるかよわき日差し、
そして初霜のおとずれに聞く いんいんたる灰色の冬のとどろき。
A lonely season! It's time to be beautiful! I'm glad you dressed nice.
── Gorgeous fall, golden forest, refreshing breeze blowing through the shade,
the mist in the sky, the cloudy sunshine and the first frost Intimate gray winter roar.
Indeed, poets in the world love autumn as well as Russia.
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