数日前にソヴィエト ロシア時代のミュージカル コメディーとやら言う映画の存在を知りました。1930年代、40年代、に製作されたものだそうです。
この年代はアメリカでミュージカルが大流行していた時で、ジュディ ガーランドやジーン ケリーが活躍していた時代でしたね。
華々しくも豪華なミュージカルが沢山世に出ておりました。
”パリのアメリカ人” ”雨に歌えば” ”錨をあげて” ”オズの魔法使い" etc.etc. 楽しいミュージカルの黄金時代でした。
これらの傑作は数限りなく何年も何年も上映され続けられたので、その後生まれた者たちの目にもふれ、鑑賞する限りないチャンスがありました。
その頃のソビエトロシアも西欧に負けじと、西側風の魅力と共産国家のイデオロギーをひとつにした、ソ連独自のものを作ることを念願として、幾つかのミュージカル コメディーを世に出していたのですね。
アメリカではミュージカルとは言うけれど,わざわざ ”ミュージカル コメディー” と言うのでしょうかね。アメリカのミュージカルと言えば、特別の作品を除いては歌あり、踊りあり、ユーモアのセンスにあふれていて楽しいものです。
ソ連が存在していた時代、ロシアのミュージカルコメディーに私が誘われたとしても多分興味を示さなかったと思います。
ソ連が存在していた時代、ロシアのミュージカルコメディーに私が誘われたとしても多分興味を示さなかったと思います。
何故ならば、見れば気分の悪くなるしかめっ面した共産党指導者の下で笑顔の無いロシアの民衆がいて、その国に愉快なミュージカル コメディーなぞありえなそうだし,その上ロシアの男優陣は素敵とは言い難かったということでです。
ただ一つソビエト版の ”戦争と平和” だけはみましたね。共産主義下に製作されたとしても、トルストイの世界が味わえるかしらと思えましたので。ハリウッド作とは、沈鬱さにおいて随分と異なっておりました。当たり前のことながら。
レーニンは映画は大衆に語りかける「最も重要な芸術」だと述べ、共産主義者にとって映画はプロパガンダの最上の道具でしたので、ソ連ミュージカルの典型的な特徴は、共産主義イデオロギーに捧げられた市民の立身出世物語や愛国歌、集団労働の大賛美といったものであったのは言うまでもありませんでした。
ただ一つソビエト版の ”戦争と平和” だけはみましたね。共産主義下に製作されたとしても、トルストイの世界が味わえるかしらと思えましたので。ハリウッド作とは、沈鬱さにおいて随分と異なっておりました。当たり前のことながら。
レーニンは映画は大衆に語りかける「最も重要な芸術」だと述べ、共産主義者にとって映画はプロパガンダの最上の道具でしたので、ソ連ミュージカルの典型的な特徴は、共産主義イデオロギーに捧げられた市民の立身出世物語や愛国歌、集団労働の大賛美といったものであったのは言うまでもありませんでした。
そのイデオロギー的なメッセージにもかかわらず、これらのミュージカルは一般市民の気分を高揚させ、ユートピア的な幻想、幸福だという錯覚をもたらしてくれたそうでコメディーと音楽とロマンスの完璧な組み合わせは、国民を夢中にするのに十分だったようです。その時代、それ以外に楽しいことは無かったのですものね。
もし興味がありましたら、ソ連時代からの不朽の名作と言われる5作品をご覧くださいませ。
『陽気な連中』1934年 『サーカス』1936年 『ヴォルガ・ヴォルガ』1938年
『明るい道』1940年 『クバンのコサック』1950年
もし興味がありましたら、ソ連時代からの不朽の名作と言われる5作品をご覧くださいませ。
『陽気な連中』1934年 『サーカス』1936年 『ヴォルガ・ヴォルガ』1938年
『明るい道』1940年 『クバンのコサック』1950年
In around 1930 - 1940 when musicals were prevalent in the United States, Judy Garland and Gene Kelly were active. Many spectacular and luxurious musicals have appeared in the world. "An American in Paris" " singing in the rain" " raising an anchor " " Wizard of Oz " etc etc. It was the golden age. These masterpieces continued to be screened for a many many years, so there was a lots of opportunity to see of those who were born later.
At that time, Soviet Russia had produced several comedies also which the attraction of the Western style and the ideology of the communism.
To me, I did not move to the Soviet Russian comedy of the Russian people without a smile under the communist leaders. and the Russian actors were never been nice looking. So I was no interest in Russian movies.
I only saw the Soviet Russian version of "war and peace". It was deep depression very different from Hollywood made of course.
Lenin said that the movie is "the most important art" to tell the people, so the movie was the best tool of propaganda for communist. The typical characteristics of the Soviet musical are the story of a lifetime of the citizens dedicated to communist ideology Needless to say that it was a love national anthem, a great praise of collective labor.
Despite that ideological message, these musicals have raised the mood of the general public, brought the illusion of utopian fantasy, happiness, so the perfect combination of comedy, music and romance is a citizen It seems that it was enough to get hooked. That era, there was nothing more fun than that.
If you are interested, please look at 5 works that are said to be immortal masterpieces from the Soviet era.
"Merry guys" 1934 "Circus" 1936 "Volga · Volga" 1938
"A bright path" 1940 "Cossack of Kuban" 1950