2012年12月5日水曜日

遥かなるロシア 岩塩



 ロシアで日常使われている塩は岩塩です。
岩塩はその昔、海であった土地が地殻変動により地中に埋まり海水の塩分が結晶化し地層となったものであり、マグネシウム、カリウム、カルシウムを含んでいるといわれます。
塩の使いすぎに神経を尖らす昨今、健康によいと言うので日本ではシベリヤ岩塩が尊重されているらしいですね。

ケフィア ヨーグルトと同じくらいポピラーなのでしょうか。

”日本にお土産に持って帰るには重過ぎる" と嘆いていた旅行者がいました

そんなこととも知らず、日常使っているロシアの塩は、日本やアメリカの様に各種あるわけではなく、何気ない白い紙袋に詰められて Соль と書かれて売っていました。
日本やアメリカの塩のように白くサラサラとはしていず、粒粒でその粒もまばらの形で湿っぽく、何やら黒いものさえが混じっていていかにも天然じみていました。
日本でそれほど尊重される代物とは、思いもよらない慎ましさで売られています。

味もよいそうですね。

それでロシア料理はおいしいのでしょうか。

ロシア人が日常使っている岩塩は、カスピ海の北の低地にあるバスクンチャク湖から採掘された塩で、この界隈は8世紀以降塩の産出で栄え、シルクロードを通じ東西へ輸出されたそうです。

今も、塩化ナトリウムの割合が 99.8 % という高い純度を誇るバスクンチャクの塩はロシアの塩の産出の 80 % を占め、年間 150 万トンから 500 万トンが採掘されています。

ロシアに限らず、地球上のあらゆる所は自然の恵みに満ち溢れていますね。

Salt that is used everyday in Russia is rock salt.
In Japan, Siberia  rock salt are popular because of good for health.
There were travelers, who  complains that "to bring back as souvenir in Japan too heavy" 
there are several different kind of salt are selling in Japan and the United States, In Russia,  I know only one kind was selling in store that written on simple paper bag saying Соль .
 Russian salt was
not smooth and white as salt of Japan and the United States, rather than the larger grain , it was indeed a natural wild very often something  black ones are mixed with .
 
We didn't know this salt is so popular in Japan because so simple humble looking in Russia.
Looks good taste. this helpes Russian cuisine so delicious.
Salt mined from the lake Basukunchaku in the lowlands of the north of the Caspian Sea, flourished in the production of salt since the 8th century, rock salt   to have been exported to East and West through the Silk Road.
Even now, for 80% of Russia's production of salt, salt of Basukunchaku boasts a high purity percentage of 99.8% sodium chloride that is 5 million tons are mined from 1.5 million tons per year.
Not only
Russia , any place on the earth is full of nature's blessing.

2 件のコメント:

  1. 美味しい塩を求めて、店内をキョロキョロすることの多い私。
    このような美味な塩のお話を聞くと、とても羨ましい限りです。
    “隠し味”“塩加減”などと、料理には塩の存在を大切にして
    いることがよく分かる言葉がありますね。
    「辛い」だけでは塩と言えませんね。「辛さ」の中に、
    まろやかさと深さが必要です。

    カスピ海と言えば、ヨーグルト菌。
    毎日手作りでいただいています。
    体の欲する自然の良きものを摂取して生きたいですね。

    返信削除
  2. ロシアでは選択の余地無くこの塩でしたね。
    今でも懐かしいものの一つです。

    ”カスピ海ヨーグルト”というのは日本でなずけたそうですね。
    私達はケフィアヨーグルトと呼んでいます。
    ケフィアヨーグルトは、乳酸菌と酵母が入っているそうです。
    カスピ海ヨーグルトは、゛クレモリス菌゛と、゛アセトバクター菌が入っているそうです
    そしてケフィアとヨーグルトきのこは同じものだそうです。

    どれも長寿で有名なコーカサス地方で
    食べられているヨーグルトです。
    どれも体にとてもよいという点では変わらないようです。
    ロシアでこれらをどのように区別し、名をつけて売っていたか
    覚えていません。
    近所のロシア人に聞いてみましょう。

    コーカサスが懐かしいです。

    返信削除